AMRセンサの等価回路を表します。抵抗の図柄は、感磁⾯のエレメントの延伸⽅向を模写しています。
無磁界中でのブリッジ(Vcc−GND間:2相ブリッジの場合は両端を並列結線したとき)若しくは1素⼦当りの抵抗値を表します。
無磁界中で、Vcc−GND間に電圧5Vを印加した時のVout(Vout+、Vout−)から出⼒される電圧を表します。
無磁界中で、Vcc−GND間に電圧5Vを印加した時のVout+とVout−の中点電位の差を表します。
⼀定条件下の磁界における中点電位の変化量を表します。
当社では印加電圧は5Vを基準にしています。出⼒電圧は印加電圧に⽐例します。
出⼒電圧の振幅の幅を表します。位置検知・回転検知用AMRセンサに対して回転磁界を印加した場合・ハーフブリッジの場合は出⼒電圧の2倍、フルブリッジでは出⼒電圧の4倍となります。
(RT2−RT1)∕{RT1(T2−T1)}×100(%/℃)
RT1:T1(℃)における抵抗値(Ω)
RT2:T2(℃)における抵抗値(Ω)
表記⽅法の違いにより以下の2種類の⽅法で表記しています。
9-1.
中点電位温度ドリフト
Vd:V cc(V)におけるドリフト量(μV)
9-2.
中点電位温度ドリフト
(A)式にVcc=5V、T1、T2に各製品の動作周囲温度を代⼊したときのドリフト量
(V T2−V T1)/{V T1(T2 − T1)}× 100(%/℃)
V T1:T1(℃)における出⼒電圧(V)
V T2:T2(℃)における出⼒電圧(V)
磁界(H)1k A / m=12.5 Oe
⼤気中では透磁率(μ)が約1となりますので
B=μHより、磁束密度(B)との関係は、
1 Oe≒0.1mTとなります。
多極着磁された磁⽯における、N極中⼼からS極中⼼までの距離を表します。